何とかしろ!
底が見えない円安。
急速に円安が進み、今朝は 129円台にまで下落。
およそ20年ぶりの円安ドル高水準だ。
3月初めには 115円台だったのが、4月初めには 122円台と7円下落したと思ったら、その後も円安が進み、たった 20日で更に7円下落の 129円台と、止どまるところを知らないような動きだ。
背景には、金融引き締めを加速するアメリカと大規模な金融緩和策を続ける日本の金融政策の方向性の違いから、日米の金利差が拡大するとの見方が強まっていることがある。
急速な円安について、鈴木財務大臣が「現状の経済状況を考えるとデメリットをもたらす面が強い」とけん制とも取れる発言をしたが、そり程度のことで円売りドル買いの動きが止まることは無かった。
今後、日米で為替相場に影響を与える可能性がある会談や会合が相次ぐが、市場では円安基調は当面続くという見方が大勢だ。
財務省が介入を実施したとしても一時的な効果しか望めず、今回はドル売り介入になることから、外貨準備を失うだけとの声も出ている。
また、日銀が引き締めに若干舵を切ったとしても、FRBが積極引き締めに動いている中では円相場への効果は限定的との声も出ているようだ。
このままズルズルと円が下がり続けると、国民生活への影響は大きいものがある。
国民の生活が解っているなら、何とかして急速な円安を止めろよ!
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