春夏秋冬

春夏秋冬、日々起こっていることや身近で起きた出来事を自分目線で気儘に綴ります。

何とかならないものかねぇ

先の衆院選時に物議を醸した文書通信交通滞在費(文通費)。



国会議員に給与とは別に1ヶ月 100万円支給される「第2の給与」とも言われるもので、在職日数1日でも 100万円満額支給されたことから問題となり、文通費の在り様について見直しが行われているもの。



使い途を明確にしたり、公開したり、日割り支給にしたりと、使途を限定、明確にするのかと思っていたら、真逆で、文通費を何にでも使えるもの変えようとしているらしい。



文通費の目的を、現行の「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなすなどのため」から、「国政に関する調査研究及びその広報、国民との接触および交流、滞在などの議員活動を行うため」に変える案が軸となって、議論が進められているというではないか。



使途の公開よりも使い勝手を優先する、与野党議員による今回の見直し作業。



地方議会の政務活動費は使途が公開されているのに、国会議員にはそれが出来ないなんてことはあり得ない。



そもそも。現に文通費を貰っている国会議員にその見直しさせること自体が無理な話。



何とかならないものかねぇ。



政府が「GoToイベント」に替わるものとして検討している「イベントワクワク割」。



「ワクワクする」と「ワクチン」とをかけあわせた造語で、事業費として400億円弱を計上するという。



内容は、武漢コロナウイルスワクチンの3回目接種を受けた人や陰性を証明できる人を対象に、映画やコンサート等のチケット代を割り引くというもの。



1枚当たり2千円を上限にチケット代が2割引きになり、1回の購入の上限は1人5枚という。



何でも、3回目の接種が進まない若年層の接種を促すのが目的らしい。



GoToにしても、今回のワクワク割にしても、何か本筋で無い気がしてならない。



長引くコロナ禍で生活が苦しくなった人へ直接援助の手を差し伸べることこそが、政治が第一義的に為すべきことだと思えて仕方がないのだが。



何とかならないものかねぇ。