疑問
スマホの大幅値引きを規制する総務省令が、昨日施行された。
これまでは通信回線と端末をセットで販売する場合、割引上限は2万2千円だったが、これとは別に端末本体の価格を値引きすることには規制が無く、1円での販売が横行していた。
例えば 10万円の端末の場合、端末価格を7万 7,999円値引きし、セット割引の上限の2万2千円と合わせて1円で売ることが出来た。
しかしこうした過度な割引は通信料の高止まりの原因とされ、また安く端末を仕入れて転売する「転売ヤー」の温床とも指摘されていた。
このため、昨日施行された新制度では、セット販売の割引上限を原則4万4千円に引き上げる一方で、端末価格の割引は禁止となった。
10万円の端末の場合、セット販売の割引上限4万4千円を適用し、価格は5万6千円となる。
この規制開始前には多くの駆け込み購入が発生したという。
また通信大手キャリアでは、端末を1年後に返却してもらい、価格が大きく下がらないうちに下取りすることで、実質的に月額1円で利用が可能といった新規の購入プランを開始した販売店もあるという。
思うに、セット販売がおかしいのであって、通信プラン価格と端末価格を別にし、それぞれ各設定させるようにして、競争させるべきだと思うのだが。
そもそも通信大手キャリアが販売している端末はアップルとかサムソン製であって、自分のところの端末を販売している訳では無いのだから。
通信料の高止まりを理由に、端末価格の値引きを規制することは如何なものかと思うのは私だけ?
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。