この先が見ものだ!
自民党派閥の政治資金パーティー裏金問題。
岸田総理は自民党幹部との協議後、「党の信頼回復のために全力で取り組まなければならない」と述べた。
が、年明けにも党内に信頼回復のための組織を立ち上げる方針を確認しただけだったことから、スピード感、危機感が無いと問題視されていた。
これはヤバいと思ったのか、昨日都内で開かれた内外情勢調査会に於ける質疑で、新設する党の組織で政治資金規正法の改正を議論するのかどうか問われた岸田総理は、「政治資金パーティーの資金の透明化を必ずやらなければならない。その結果として、政治資金規正法の改正も議論になることは十分あり得ると想定している」と語った。
また、来年1月に始まる通常国会を視野に議論を進める考えを示し、「具体的な対策を用意し、国会論戦に備えていきたい」とも語った。
一連の問題の対応として、岸田総理が同法改正に取り組む考えを語ったのは初めて。
が、肝心の改革の具体的内容については、「問題点は多岐にわたる、原因や課題を把握することが重要だ」と、述べるにとどめた。
マイナ保険証など急がなくても良いものを急ぎ決め、急ぐ課題にはスピード感が発揮できない岸田総理に、政治資金規正法の改正がスピード感をもって出来るとは思えないが・・・。
それとも自らの命運をかけて取り組む腹が固まったのかな?
いずれにしても、年明けの通常国会が見ものだ!
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。