今度は、名古屋市に本社を置く中古車販売大手のネクステージが、社長の辞任を発表した。

この会社、複数の従業員が友人などの名義を使って車の保険契約を捏造していたことが明るみになった会社だ。

ネクステージによると 2020年 10月、ある店舗の社員が客から買い取った車両に友人の名義を使い、本来必要のない任意保険を契約していた。

その後の調査で、同じ店舗の３人、ほかの店舗の４人についても同様の不正が確認された。

また 2020年３月には、タイヤがパンクしたように見える写真を撮って、パンクしたタイヤを新品と交換できる保証を悪用していた。

ビッグモーターによる不正問題が取り沙汰される中でネクステージは今年８月、「社内調査では不正はなかった」と公表していた。

どうやら中古車販売会社の多くが、何らかの不正をして売上や利益を稼いでいるようだ。

車を購入したり修理を依頼する場合、ディーラーか近所の修理工場を使った方が安全だ！と、つくづく思わされたニュースだった。