春夏秋冬

春夏秋冬、日々起こっていることや身近で起きた出来事を自分目線で気儘に綴ります。

アッパレ

フィリピンの入管施設に収容されている邦人容疑者。



マニラ新聞によると、今村、藤田両容疑者が送還された昨日は、午前6時台からマニラ空港は比日のメディア関係者で混雑していたとのこと。



容疑者の映像や写真を撮るために空港に集まったメディア関係者は、会見予定の部屋近くの廊下や窓から何か見える度に、右に左に移動。



ある記者が慌てて移動する様子を見て他の記者もわけも知らず追従し、結局何もないという出来事が繰り返し発生するという「ルフィ」に振り回される比日メディアを象徴する混乱が見受けられたとのこと。



そうした中、フィリピンのレムリヤ法相は7日、今村、藤田両容疑者の送還後に記者会見し、日本の警察が強制送還を求めた4容疑者のうち現地に残る渡辺優樹、小島智信両容疑者の刑事裁判が棄却されたため、8日深夜(日本時間9日未明)にも日本へ送還する、と会見で述べた。



レムリヤ法相は、渡辺、小島両容疑者の刑事裁判を棄却した裁判所の文書を両手に掲げ、4人全員の送還のめどが立ち「満足している」と表明、7日に送還された今村磨人、藤田聖也両容疑者を含めた4人の中に指示役とされる「ルフィ」がいるとした上で、「皆日本に帰る」と強調した。



さらに法務省報道官によると、フィリピン側は4人から押収した携帯電話やタブレット端末などの証拠品計 24点を日本側に引き渡したという。



藤田容疑者が8台の携帯電話を持ち、渡辺、小島両容疑者も2台ずつ所持していたとのことで、全容解明の手がかりとなりそうだ。



フィリピンの入管施設に収容されていた4人の邦人容疑者全員が日本に送還されることになり、一連の事件の解明が期待される一方で、マルコス大統領の訪日前に難題を解決したフィリピン政府に感謝、アッパレ!。



今晩もマニラ空港は、比日のメディア関係者で混雑することだろうね。