ブラカン州マロロス市に実家がある 27歳のフィリピーナ。

夜の大人の遊園地・アンヘレスのＪＴＶで働く独身フィリピーナだ。

以前アンヘレスのコリアンＫＴＶで働いていたが、武漢コロナ感染のせいで客が減ってしまい、収入が無くなったことから働くのを止め、暫く実家へ舞い戻っていた。

ここに来て武漢コロナ感染が落ち着き、バーやＫＴＶも営業し出したことから、再びアンヘレスで働くことにし、今度は中国人がオーナーのＪＴＶで働き始めたという。

場所を聞いたら、そのＪＴＶはコリアンタウンの中にあるとのこと。

客は殆んどが中国人という。

ここアンへレスはコリアンタウンが形成されているほど韓国人が多い場所。

武漢コロナ感染前は、寒くなると大勢の韓国人がアンヘレスにやって来、コリアンタウン内のＫＴＶやウォーキングストリート内のバーでバカ騒ぎしていた。

そんなコリアンタウンに、中国人相手のＫＴＶがオープンしたというのは驚き。

それもＫＴＶではなくてＪＴＶと表記しているところが、いかにも中国人らしい。

システムはコリアンＫＴＶと変わらないらしいが、チップは中国人のほうが韓国人よりも気前が良いらしい。

中国人オーナーが借りているアパートに、店で働くフィリピーナ達と一緒に住んでいるので、実家にいた時よりも食べ物には困らないとのこと。

ただ中国人は乱暴と聞いているのでバーファインはノーにしていることから、客からの指名が殆んどなく、収入は少ないらしい。

韓国人の多いアンヘレスも中国人の波が押し寄せつつあるようだ。