商品やサービスが実際には購入できないにも関わらず、購入できるかのように表示するおとり広告。 

景品表示法で、不当に顧客を誘い、公正な競争を害するおそれがあるとして規制されている。

このおとり広告を行ったとして、回転ずし店「スシロー」を運営する「あきんどスシロー」が、消費者庁から再発防止を求める措置命令を受けた。

ウニやカニを提供できないにもかかわらず、テレビＣＭなどで宣伝を続け、客を誘引したという。

全国 600店舗の９割超で販売できない期間があったというから、悪質だ。

「あきんどスシロー」の親会社「フード＆ライフカンパニーズ」は、「予想より多く売れ、在庫が無くなって提供できなくなった」と説明していたが、提供できなくなった時点ないしは提供できないと分かった時点で宣伝を止めるべきで、それをしなかったというのは確信犯。

こんな企業が運営する店は利用したくない。