春夏秋冬

春夏秋冬、日々起こっていることや身近で起きた出来事を自分目線で気儘に綴ります。

切に願う

以前にも記事にした最近関東で相次ぐ地震。



これに関する記事が、某新聞に載っていた。



それによると、一見震源の位置が同じように見える昨秋や最近の地震は、実はメカニズムが異なるという。



ご存知のように関東の地下は、陸側の北米プレートの下にフィリピン海プレートが潜り込んでおり、さらにその下に太平洋プレートが沈み込む構造をしている。



4月に起きた2回の地震はフィリピン海プレート内部で起きたもので、昨年10月と今年3月末の地震はフィリピン海プレートと太平洋プレートの境界で発生したもので、プレートが異なるとのこと。



因みに 99年前に起きた関東大震災は、フィリピン海プレートとその上にある北米プレートとの境界で発生したもので、 この境界がゆっくり滑る現象が実は2018年に起きていたとのこと。



メカニズムが異なることは分ったが、昨年10月に起きた地震では日暮里舎人ライナーが脱線するなどインフラの被害も発生した。



気象庁は、「関東は複雑なプレート構造をしているため、地震が起こりやすい」と言うが、こんな地震が事前予告も無く何度も起きるのかと思うと、・・・。



武漢コロナや戦争も怖いが、昼夜を問わず突然やってくる地震ほど怖いものは無い。



地震予知の精度アップ、臨時情報の的確な提供を切に願う。