何かと行事の多い新年度に入り、人流が増えてきた今日この頃。

まん防が解除された武漢コロナウイルスは、再び増加傾向に。

内閣官房が１日に公表したデータによると、１週間の感染者数は、富山、徳島、香川３県を除く 44都道府県で前週より増えたとのこと。

より感染力が強いオミクロン株の別系統ＢＡ・2への置き換わり、人出の増加が影響しているとみられるとのこと。

この週末も、バカ騒ぎする花見客の様子をマスコミが報道していたが、感染が終息したかのようなバカ騒ぎや人出には呆れてものが言えない。

年代別では 10代、 20代の感染が多いらしいが、この年代の感染が広がれば、またぞろ第６波の時のように、感染が急拡大するのは目に見えている。

第６波で問題になったのは、高齢者が感染した時の対応不足。

東京都の「酸素・医療提供ステーション」や大阪府の「大阪コロナ大規模医療・療養センター」など、第６波に備えて東京都や大阪府が設けた臨時の大規模医療・療養施設は殆んど使われなかったのに対し、高齢の感染者を受け入れる施設は満床というチグハグな状況が生じた。

こうした不備への改善策が施されたという声を聞かない中で、感染再拡大の兆候。

感染が拡大したら政府や分科会が大騒ぎするといったいつもの状況を、またぞろ繰り返すのだろうか。

進歩が無いなぁ。