店を後にした話
昼飯を食べに行った時のこと。
まん防が解除されたので、まん防期間中臨時休業していた近所の和食屋へ、昼飯を食べに出かけた。
営業していると思ったら、ランチは 25日より始めるとの看板が。
仕方がないので、そこへ行く途中に在った寿司屋へ。
暖簾をかき分けドアを開けると、中には座敷テーブル席に2組3人、カウンター席に2組4人の客。
よく見ると、座敷席の2組3人は料理待ちなものの、カウンター席の2組4人は既に食べ終わっている。
これなら注文したら直ぐに出てくるだろうと思い、空いていたカウンター席に座り、ランチ握りを注文した。
右隣に座っている夫婦のお喋りが若干気になったが、まあ料理が直ぐに出てくるから大丈夫だろうと思ったのがいけなかった。
この店、親父がひとりでやっており、しかも段取りが悪いので、鮨を握るのがとても遅い。
そんな中、座敷席の2組3人が知り合いなのか、大きな声で喋り始めた。
振り返ってみると、その内の1組は親父の方が昼間っから酒を飲んでいるではないか。
右隣りからは夫婦の話し声、後ろ側の座敷席からは酔っ払い客の大きな話し声。
とんでもない店に入ってしまったと後悔しても後の祭り。
注文した握り鮨が出るまで30分近くも待たされるという、コロナ禍、酷い昼食体験だった。
頭に来たので、帰り際、酒を飲み大声で喋っていた夫婦に、「ここはあんたの家じゃないだろう、他の客が居ることを考えろ」と一言文句を言って、店を後にした。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。