初めてのフィリピン その1
この記事は、筆者がフィリピンにロングスティするに至ったきっかけとなった体験記です。
10年以上も前の事なので、ところどころ記憶が飛んでいる箇所もありますが、覚えていることを備忘録として記してみました。
Aさんがフィリピンと関わりを持ったのは、今から 12年前のこと。
1人暮らしのAさん、定年後は寒い季節の間はどこか暖かい国で過ごすことを考えていました。
定年が間近に迫り、その考えを現実のものにすべく、ロングステイ出来るところを調べ始めることにしました。
いろいろと調べていくうち、英語が通じ、現地生活費がさほど高くないフィリピンが良いのではということになり、フィリピン国内で良いところが無いか調べていく中で、長野県に本社がある会社がマニラの近くでシェア会員の施設を運営しているのを見つけました。
早速連絡を取ってみると、会員施設がある場所はマニラの南カビテ州イムスという所で、マニラからは 20km弱とのこと。
20km圏内ならそこそこ賑やかな場所と思われるので悪くはないかもと、Aさんはその時思いました。
「定期的に視察ツアーを行っているのでもし関心があれば参加してみませんか」と、勧められました。
直近の視察ツアーは、2月中旬を予定しているとのこと。
名古屋からの一行との共催視察で、この視察ツアーにはセブ島に建設を計画している施設の場所見学も入っているとのこと。
丁度日本が寒い時期にあたることから、Aさんこのツアーに参加することにしました。
そして2月の某日、Aさんは成田空港のフィリピン航空チケットカウンター横の集合場所へ。
東京からの参加者はAさんと夫婦1組、それに同行してくれる会社スタッフの4人。
9時半に成田を定時に離陸したPALはマニラ空港が混雑のため着陸が遅れ、そのうえ名古屋からの一行との合流にも時間がかかったりして、施設へ向かう時間が予定から大幅に遅れてしまいました。
初日からスケジュール通りに進まないことに不安を覚えつつ施設へ向かう途中、車中から見える風景を目にしたAさん、汚い家や店が並んでいる街並みにビックリ。
その上道路渋滞もひどく、辺りが暗くなった頃にやっとお目当ての施設に到着しました。
スケジュールが押せ押せとなったことから、部屋に荷物だけ置いて直ぐに夕食タイム。
夕食はバイキングスタイルで、施設の責任者、スタッフの紹介や施設の案内を受けながらの夕食。
その後、明日の予定の説明があって、初日のスケジュールは終了。
今回泊まる部屋に戻り改めて室内を見渡すと、部屋はコンパクトな1ベッドルーム。
奥の窓側に小じんまりとしたベッドルームがあり、リビング中央には食事用のテーブルやソファーが置かれています。
2人だとちょっと狭いけど、1人なら大丈夫といった感じです。
シャワーを浴びて眠ろうとシャワーを使ったところ、お湯の出量が少なく浴びた気になりませんでした。
やはり日本とは勝手が違うようです。
こうして視察ツアー初日が終わりました。
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