危惧を抱かざるを得ない
猛威を振るう武漢コロナウイルス、オミクロン株。
ここに来て感染拡大が、高齢者にも及び始めた。
全国の60代以上の新規感染者は、約3万6千人と、第5波で最多だった昨年8月末の約1万人の3倍以上にまで増えてきた。
ピークアウトの兆しが見えない中では、高齢者の感染者数はまだまだ増えると思われる。
こうした状況に危機感を抱かないのが、筆者は不思議で仕方がない。
ワクチン接種で重症化を防げるとの報告もあるが、2回目接種から半年以上も経った現在では、ワクチンの重症化予防効果は無いに等しい。
オミクロン株は弱毒なので重症化しないとか、インフルエンザと同じ、などと公言して憚らないMC達を観ると、もう少し自分の発言に責任を感じろよ、と言いたくなる。
人の命が一番で、次が社会機能の維持、その次が経済活動のはずなのに、いつの間にか、この順序が逆転していることに、危惧を抱かざるを得ない。
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