武漢コロナウイルスの感染者が、昨年10月６日以来約３か月振りに、１千人を超えた。

いよいよ第６波の始まりか。

ヤバいのはオミクロン株感染者の急増。

オミクロン株感染者は、北海道で初めての感染者が確認されたほか、大阪府で58人、沖縄県で47人、山口県で34人など、30都道府県に及んできた。

こうした状況を受け岸田総理は、オミクロン株感染者は全員入院、濃厚接触者は全員宿泊施設待機としている現在の方針を変更することを明らかにした。

今後は症状に応じて宿泊自宅療養も活用するとし、自宅療養者には陽性判明の当日ないし翌日に健康観察、訪問診療を始める体制をとり、診断の当日ないしは翌日に経口薬を投与できる体制を確立するとした。

菅政権時の二の舞にならないよう先手先手で考えていることは理解できるが、第５波時のような自宅療養者が急増した時に果たしてこのような体制が取れるのか甚だ疑問だ。

感染力が強いと言われるオミクロン株の感染拡大を抑えるには、いち早い行動制限の発布が必要だと思うのだが・・・。