春夏秋冬

春夏秋冬、日々起こっていることや身近で起きた出来事を自分目線で気儘に綴ります。

OFWフィリピーナ その8


カタールで働くフィリピーナから、1ヶ月ぶりに連絡が来た。



このフィリピーナ、カタールへ行くまでやカタールに着いてから実際に働くまで、いろんな事を経験したフィリピーナだ。



フィリピーナによると、エージェントに連れて行かれた働き先(家)は、朝8時から夜12時までの16時間労働で休日は無し、外出禁止と、超ハードで奴隷のような労働の働き先。



それでも我慢して1ヶ月、その家でメイドとして働いたとのこと。



1ヵ月後、IDを取得するためにレントゲン検査と採血に病院へ行った後、渡された給料が1,200カタールリヤル、フィリピンペソに換算すると1万6,570ペソ。



契約書には1,500カタールリヤルとなっていたので、差額の300カタールリヤルを払うよう働き先の女主人に言ったところ、メイド部屋に閉じ込められたとのこと。



300カタールリヤルはフィリピンペソに換算すると4,000ペソ強、フィリピーナにとっては馬鹿にできない金額だ。



何とかエージェントと連絡が取れ、エージェントが警察官を連れて来てくれたお蔭で、その家から解放され、今はエージェントが所有する宿泊施設に居るとのこと。



この宿泊施設には15人のフィリピン人が働き先待ちで宿泊しており、近々もう1つの宿泊施設に移るとのこと。



カタールで働くフィリピーナたち。



我々が想像できないような状況下で働いているようだ。