先日、今度カタールへ働きに行くと連絡を寄こしてきたフィリピーナ。

今、マニラに居ると、連絡があった。

何でも、カタールへ行く日が決まり、出発前のPCR検査を受けるため、故郷からマニラへ出て来たとのこと。

カタールで働くのにエージェントから幾ら借金したのか聞いたところ、15万ペソとのこと。

日本円にすると、35万円ぐらい。

それに、出国・入国時に検査するＰＣＲ検査代９千ペソを借金したとのこと。

これだけの金額で5年近く異国で働くというのだから、人件費の安さに今更ながらビックリだ。

給料は月1,500カタール・リヤル、日本円にして５万円弱とのこと。

驚いたのは、マニラでの３日間の待機、カタールでの２週間のホテル待機中の生活費を持っていないこと。

日本でいう餞別金を家族・親族や友達から貰わなかったのかと聞いたところ、誰もくれなかったし、誰も貸してもくれなかったとのこと。

こんな状況で異国へ働きに行こうというのだから、大胆と言うか、無防備と言うか。

フィリピーナ、恐るべし！