コロナ禍、近所のダイエーで食料品を買う機会が増えた。

このダイエー、フードスタイル館に衣替えし食料品売場を充実させた。

品揃えが良くなったのは大歓迎だが、それにつれ買い物客も増え、ゴールデンタイムの昼前には、これまで以上にレジが密状態になるようになってきた。

この混雑状況を解消しようと、レジを変更し、レジスタッフは商品スキャンだけで、支払いは自動支払機でのスタイルに変更した。

しかし、レジスペースを増やさない中でこのスタイルに変更したため、自動支払機を設置した分だけスペースが狭くなり、加えて自動支払機に不慣れな買い物客で支払いが滞るなど、余計に混雑するようになってしまった。

またレジに並ぶ買い物客を、商品陳列棚の間に並ぶように変更したことから、通路が狭くなり陳列商品が見づらくなった。

加えて、商品陳列棚が高いため、レジ列にどれ位買物客が並んでいるのかが見えず、周りを右往左往する買物客が増えて、余計に密状態になってしまった。

レジ導線を十分に考えないままスタイル変更すると、自動支払機等の金がかかるだけでチットモ改善につながらない好例で、思わず吹き出してしまった。