春夏秋冬

春夏秋冬、日々起こっていることや身近で起きた出来事を自分目線で気儘に綴ります。

能天気な爺々婆々たち 3

我が家がある県の某市で発生した「昼カラ」店での武漢コロナウイルスの集団感染。



その後も感染拡大が止まらない。



新たに5店目となる「歌酒処 さんが」でも、60~80代の従業員と利用客男女8人の感染が確認された。



こんな中で、そのうちの1店舗で発生の経緯や対策の実情が明らかになった。



この店は、従業員と利用客計9人が感染が判明した店。



7月下旬に、来店した客1人の感染を保健所から伝えられ、追跡の検査で従業員らの感染が判明、更にその後、別の日の利用客の感染も分かったとのこと。



店のオーナーは、保健所から連絡があるまで、全く気づかなかったらしい。



保健所から連絡が無かったら、あるいは連絡が遅れていたら、さらに多くの感染者が出たかも知れない訳だ。



店のオーナーによると、業界のガイドラインに基づき、客の名前を売上伝票に記載、カラオケを歌う人用のお立ち台の周辺に、天井からビニールシートを垂らし、飛沫の拡散を防いでいたとのこと。



また、1人ひとりにマイクカバーを配り、歌う人が代わる度に付け替えたり、除菌シートで拭ったりしていたという。



定員23人を10人に制限し、換気扇4台もフル稼働させていた。



それでも起きたクラスター!



どんなに換気や消毒をしても、大きな声で歌う人がいたら感染を防げないことを、図らずも証明したわけだ。



それでも昼カラに行きたければどうぞ!ってことかな。