いい加減にしろ!
武漢コロナウイルス、感染者数が増加しているのに、緊急事態宣言も休業要請も出され無い。
というより、もう緊急事態宣言も休業要請も出さないと決めてかかっているようだ。
諸外国は、科学的知見とデータに基づいた客観的指標を公開し、それに基づく専門家の判断を加えて政策決定をしている。
それに対し日本は、都合のいい時は専門家を使い、都合が悪くなると使い捨てのように専門家を排除。
経済優先にかじを切った途端、専門家会議は無用の長物として、ある日突然廃止する。
「もう誰もああいう緊急事態宣言とか、やりたくないですよ」などと、担当大臣が無責任な発言を平然とする。
東京都は、アラートの基準数値を廃止し、ことさらに夜の街を強調して、感染拡大の元凶のような印象を振りまく。
他方で、「最近の感染者は若者が多くて重症化しないから医療崩壊しない」とか、「病床は確保してあるから大丈夫」とかと、希望的観測や責任放棄の発言をする。
これじゃぁ、ベッド数を超えなければ感染者が増えても構わない、症状が無い、あるいは軽い若者の感染が拡大しても構わないということに。
政府も都も、「国民・市民は自粛を、事業者は自前の感染防止対策を」というだけの、いわば国民・市民の自覚と自衛に丸投げしただけの感染予防対策。
経済も大事だけど、今最も力を入れるべきことは、感染拡大を防ぐことのはず。
いい加減にしろ!
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