今日の雑感
年末年始に世間を騒がせた東京地検特捜部の捜査が終わった。
終わってみれば、逮捕された国会議員は池田衆院議員ただ1人で、在宅起訴が大野参院議員、谷川衆院議員の2人だけ。
後は派閥の会計責任者や議員秘書が在宅、略式起訴という、何とも締まらない結末。
証拠不十分や3千万円以下というのが不立件理由らしいが、国民感覚からしたら「ふざけるな!」というところ。
検察の政権への忖度が疑われても仕方がないところだ。
起訴された3派閥は派閥解散を決めたようだが、それで済まされる問題ではない。
会計責任者だけが立件されたということは、明らかに現行法の不備を示している。
不記載など政治資金に対して誠意に向き合わなかった議員は、金額、派閥や与野党などに関係なく、取り締まるべきだ。
間もなく始まる通常国会、この場でザル法たる政治資金規正法の抜本改革が、与野党揃って出来るかを注視したい。
文通費すら未だに透明化出来ない国会には、期待できない面もあるが・・・。
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