ストレスが貯まる!
消費者物価。
8月の消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食品をのぞく総合指数が 105.7となり、前年同月より 3.1%上昇したことが分かった。
12か月連続の3%以上アップで、生鮮食品を除く食料は 9.2%アップと大幅な上昇が続いている。
一方の円相場、昨日再び一時1ドル 148円台半ばにまで下落した。
円安に振れたのは、言わずもがな、日銀の金融政策決定会合に於おいて、金融緩和策の現状維持を、全会一致で決めたため。
物価は日銀が目標として掲げる2%を 17ヵ月連続で上回っているが、持続的な賃金上昇を伴う好循環が見通せる状況にはなっていないとして、現状維持を決めたためだ。
政策を変更する際の判断材料として、物価だけでなく賃金上昇が最重要な要素の一つと述べた植田日銀総裁。
一方で、家計は円安などに伴う物価高について行けない厳しい状況で、毎月勤労統計調査によると、実質賃金は7月まで 16ヵ月連続のマイナス、家計調査によると物価変動を除いた実質の消費支出は7月まで5カ月連続でマイナスが続いている。
物価の番人・日銀、緩和継続による円安・物価高が暮らしが圧迫されており、国民に不満が溜まっていることを、どれだけ分かっているのだろうか。
物価は上がりっぱなし、円は下がりっぱなし!
贅沢も海外旅行も気楽に出来ない!
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