春夏秋冬

春夏秋冬、日々起こっていることや身近で起きた出来事を自分目線で気儘に綴ります。

意味の無い会見と思った出来事

何のために現行の保険証を廃止するのか、何故改めて資格確認書を作るのか、ヤッパリ不明だった。



岸田総理は昨日、官邸で記者会見し、来年秋に健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一体化する方針を当面維持すると表明した。



同時に、保険証に代わる「資格確認書」をマイナ保険証を持たない人全員に交付し、有効期限を最長5年に延ばすなど見直し策も示した。



国民の不安を解消するためとして打ち出したのが、資格確認書の運用の変更。



資格確認書の交付には原則申請が必要としてきたが、申請がなくてもマイナ保険証を持たない人全員に配る仕組みに改め、「最長1年」としてきた有効期限も「5年以内」で各保険者が決めるようにするという。



例外的な位置付けとする予定だった資格確認書、今回の方針変更により資格確認書と現行の保険証との違いはほとんどなくなり、実質的に保険証を残すのと変わらない状況に。



むしろ、資格確認書の発行には百億円以上の費用と膨大な事務作業が必要なことを考えると、現行の保険証をそのままで良いということになるし、現に今の保険証で不自由は無い。



経済界が政府に要求したと言われる現行保険証の廃止とマイナ保険証への一体化。



経済界への配慮や政権のメンツではなく、国民の声を聞いた判断が必要ですよ!岸田総理。