大雪や強風などの悪天候ではない理由で、飛行機が空港に着陸できず引き返すという事態が生じていたことがわかった。

羽田発福岡行きの日本航空 331便が、19日夜福岡空港に着陸できず、引き返していったん関西空港に降りた後、20日未明に羽田空港に着陸、 20日午前に臨時便を運航したという。

飛行機の機材繰りなどに時間がかかり、出発時間より１時間半遅れて午後８時頃に羽田空港を出発した日本航空 331便は、午後 10時前に福岡空港付近に到着するも、空港が混雑していたため上空で順番待ちすることになり、順番待ちをしている間に福岡空港の運用時間である午後 10時を過ぎてしまい、着陸できなくなったという。

午後 10時を過ぎた便は他に６便あったが、これら６便は事前に承認を得ていたため予定通り着陸できたという。

福岡国際空港によると、日本航空側の作業遅れが原因なので午後 10時以降は着陸できないと離陸前に日本航空側と確認していたため、着陸許可が下りなかった。

ちなみに日航は 335人の乗客のため宿泊先を手配し、翌 20日午前に臨時便を運航したという。

この便を利用した乗客は、いい迷惑だと思ったことだろう。