春夏秋冬

春夏秋冬、日々起こっていることや身近で起きた出来事を自分目線で気儘に綴ります。

急ぐ必要はないのだから・・・

武漢コロナ、政府は4月下旬にも5類とする方向で、具体的移行時期を決めるという。



高齢者を中心に連日多くの死者を出し、その理由も良く分からない中での5類への移行。



岸田総理は「平時の日本を取り戻していく」と言うが、怖いのは感染により個人や組織が被るリスク。



未だに「国民の〇割が感染し、統計学上免疫がついた」といったような科学的データが示されていない中で、どうような根拠の下 こうした引き下げ処置をするのか、政府としての総括と見解を先ずもって明らかにして欲しいいものだ。



一連の流れを見ていると、医学的に安全という根拠なしに、4月に統一地方選があるとか、広島サミットで日本人だけマスクをしているのはどうかとか、そういった政府の事情で事を進めているように思えてならない。



5類にすれば、今以上に感染が広がる事は容易に予測がつくのだから、それに対する対策ををしっかり示すべきだ。



例えば5類への変更で、どこの医療機関でも診察が可能になるとは到底思えない。



動線を分けることができない小さな医院などでは診察を拒否するだろうし、病院も専用の病床を持たなくなれば入院させないだろうぐらいのことは容易に想定がつく。



保健所による入院措置も無くなるとなれば、自宅で亡くなる高齢者が増えることも想定できる。



今の状態では何が不都合なのか、政府は国民にキチンと説明すべきだ。



AかBか、善か悪か的な二者択一議論に走りがちな我が国。



ウィズコロナ、平時の日本にの名の下に、個人や弱者にリスクを負わせるような状態にだけはしないで欲しいものだ。



急ぐ必要は全くないのだから・・・。