何でも有り!?
今日 25日はクリスマス。
イエス・キリストの降誕を感謝する日で、イエス・キリストの誕生日ではない。
25日がクリスマスと言われるようになったのは、もともとこの日にお祝いをしていた古代ローマの「冬至のお祭り」とイエス・キリストの降誕を感謝する日が一緒になったということのようだ。
クリスマスにサンタクロースがやってくる理由はというと、これもはっきりとした理由が解らないというのが実際のところで、キリストが生まれた時に東方の三賢者が贈り物をした、という話とごちゃ混ぜになり、現在の「クリスマスにはサンタクロースがプレゼントをくれる」という話になっていったようだ。
クリスマスにケーキを食べる理由については、ヨーロッパでは紀元前から 12月下旬に冬至を祝うパーティーや土着の宗教行事が開かれており、そのような以前から行われていた行事に、イエス・キリストの誕生を祝う要素が加わり、そのクリスマスパーティーの料理の中から生まれた菓子がクリスマスケーキの起こりではないかと言われている。
このクリスマスにケーキを食べるという習慣、日本ではいつ頃から広がったのかと言うと、始まりはハッキリとは分からないものの、冷蔵庫の普及とともに広がっていったと考えられている。
明治43創業の老舗の洋菓子店不二家が積極的に販促活動を行ってきたこともあり、日本でも『クリスマスにケーキを食べる』という文化が広まり、定着していったと考えられている。
キリスト教国でも何でもない我が国で、クリスマスと言い、クリスマスケーキと言い、クリスマスプレゼントと言い、いつの間にか国民的行事になったことに、今更ながら何でも有り感がして仕方がない。
こんな国、他には無いだろう。
無節操と言えば無節操、だから国の借金を増やしたり国防費を増やしたり増税に走ったりを安易に許すんだろうね。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。