春夏秋冬

春夏秋冬、日々起こっていることや身近で起きた出来事を自分目線で気儘に綴ります。

複雑な気分

5年ごとに作成される都道府県別生命表(完全生命表)。



国勢調査による人口(確定数)と人口動態統計(確定数)による死亡数、出生数を基に5年に1度作成されるもので、生命表の確定版という性格を持っている。



その 2020版が、昨日公表された。



それによると、男性の平均寿命の全国平均は 81.49歳。



1位は滋賀県で 82.73歳、最下位は青森県で 79.27歳。



平均寿命の最も長い滋賀県と最も短い青森県との差は 3.46 年もある。



因みに、厚生労働省から今年7月に公表された 2021年分の簡易生命表によると、男性の平均寿命の全国平均は 81.47歳。



一方平均余命はというと、 70歳だと 15.96歳。



平均寿命は 82歳でも、平均余命となると 85~ 86歳と3~4年長くなる。



これで言えば、筆者の場合、天寿を全うするまで干支がもう一回りはする計算だ。



そこで気になるのが、「日常生活が制限されることなく健康に生活できる期間」である健康寿命。



健康寿命は男性 72.68歳なので、健康寿命とは約9年、平均余命とは 12~ 13年開きがあることになる。



健康寿命に間もなく達する身としては、少しでも健康寿命が延びるよう、日々気をつけて過ごしたいと、改めて思う。



しかし、寿命や余命が延びても、肝心な年金が増えないようでは・・・。



複雑な気分だ!