春夏秋冬

春夏秋冬、日々起こっていることや身近で起きた出来事を自分目線で気儘に綴ります。

不幸としか言いようがない

賛否が分かれる中でおこなわれ、今も論争が続く安部元総理の国葬。



山口県では今日、県民葬が行われるとか。



この国葬に際し、山口県の教育委員会が、県立学校 61校に「国葬当日は国旗と県旗を半旗掲揚する」と求めた通知について、「職務命令だった」とし、正当な理由なく従わなかった場合は処分の対象になるとの見解を示したことに波紋が広がっている



国葬を前に山口県教委は、県立学校へ、国葬当日は国旗と県旗を半旗にして弔意を示すよう通知していた。



安倍氏の県民葬(15日)などに反対する市民団体とのやりとりの中で、県教委の担当者は、「県教委は県立学校の管理機関であり、校長は施設管理者に当たるため、県教委は校長に指示できる上、正当な理由なく半旗を掲げなければ職務命令違反に該当し、処分対象になる」と説明したという。



各校の対応状況は調査しないため、実際に処分される可能性は低いらしいが、山口県教委の思い上がりというか忖度ぶりはとんでもないこと。



そもそも半旗掲揚は弔意を示すために行うもの。



政治的に中立であるべき教育委員会が、内心の自由に関係する指示を出すべきではないし、県教委は施設の管理機関なので施設管理者たる校長に指示できるという主張はどう考えても無理がある。



こんな教育委員会が管理する学校へ子供を通わせなければならない山口県民は、不幸としか言いようがない。