春夏秋冬

春夏秋冬、日々起こっていることや身近で起きた出来事を自分目線で気儘に綴ります。

なかなか難しい!

齢古希を過ぎ、終の住まいをどうするか悩む。



体が動く内に、要介護になっても大丈夫な所へ住み替えたいと思っているが、これがなかなか難しい。



先ずは、特別養護老人ホーム(特養)。



公的機関が運営し介護保険サービスで利用できる介護保険施設であることからこれがベストなのだが、要介護3以上の認定が無いと入居できないうえ、終身利用が可能なことから空きが無いなど、極めてハードルが高い。



次は、行政から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている「介護付き有料老人ホーム」。



所にっては自立者も入居可能な施設もあり、食事や入浴、排泄など日常生活上の介護サービスのほか、レクリエーションや設備面などのサービスも充実している施設。



介護保険施設にあたる「特別養護老人ホーム(特養)」と比べると費用は割高なものの、特定施設の指定を受けているため、介護保険サービスを毎月定額で利用できるので安心感がある。



この介護付き有料老人ホームには、「介護専用型」「混合型」「自立型」の3種類があるが、筆者が望む自立型は介護専用型や混合型と比較すると極めて数が少ないのが難。



一方の住宅型有料老人ホームは、介護付き有料老人ホームとは異なり「特定施設入居者生活介護」の指定を受けていない施設。



そのため、訪問・通所の介護サービスなどを個別に契約する必要があるし、自宅で介護サービスを受けた場合と同じように利用した分だけの負担となることから、介護サービスを利用する時の自己負担額の計算方法も異なるのが難だ。



3番目は、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)。



以前は「高齢者専用賃貸住宅」や「高齢者向け優良賃貸住宅」「高齢者円滑入居賃貸住宅」などがあったが、「高齢者の住まい法」の下、すべての賃貸住宅はサ高住に一本化されたもの。



サ高住は、バリアフリー設備の整った賃貸型の施設で、生活相談と安否確認サービスが義務付けられていることから、1人暮らしでも安心して生活を送ることができる。



専用部分の床面積が原則 25㎡以上と決められており、リビングやキッチン、食堂などの共有スペースを利用できる設備が整っている場合でも 18㎡以上 25㎡未満と床面積が広いのがグッドだ。



サ高住で必ず受けられるサービスは安否確認・見守りサービスの2つだけなので、それ以外のサービスがどれだけ用意されているか、事前に調べる必要がある。



最近では、身体状況や希望に沿ったサービスを柔軟に利用できるよう、独自のサービスを提供している施設も増えてきてはいるが・・・。



いざ探すとなると、なかなか難しい。