願いたいもんだ
政府の武漢コロナウイルス対策について検証する「有識者会議」。
今月上旬にも報告書をとりまとめることになっている。
が、先日の参院予算委員会で、総理は、今回の会議の議論は検証作業としては不十分であることを認めた。
有識者会議には地域医療や企業経営の専門家、若者に関する研究で知られる社会学者らが集められ、司令塔機能、行動制限の在り方を含む感染症対策、医療体制の拡充に関して提言を取りまとめる予定だった。
だが、ヒアリングは経済団体や地方自治体の代表、政府分科会メンバーらにとどまり、政策チェックに不可欠な元首相、前首相ら歴代の政権幹部からはひヒアリングしていないなど不十分な状況。
また関係者への聴取も2回で終了するなど、岸田総理が掲げていた「徹底分析」には程遠
い状況だ。
感染が落ち着くにつれ関心が薄れていることを背景に、不十分な分析のままで済ますことが無いよう願いたいものだ。
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