違うじゃん!
鉄道に少し興味のある方なら、一度は聞いたことがある「大回り乗車」。
運賃制度の特例を上手に活用して、格安で長距離乗車を楽しむもの。
大都市近郊区間において大回り乗車は、鉄道マニアのみならず比較的多くの人々に認知されつつあり、大回り乗車に関連した書籍なども登場している。
高速道路でも大回り走行(周回走行・迂回走行)が可能であることはある程度知られており、ルーレット族などと呼ばれる連中はその料金制度をうまく利用?して首都高をぐるぐる回っているらしい。
この大回り走行、首都高以外の高速道路、例えば東北道や常磐道等ではどうなのかというと、「走行したルートが高速道路の入口から出口までの最短距離の2倍を超えない場合のみ」という条件で大回り走行が認められているだけで、鉄道の大回り乗車とは異なり、格安の料金で長距離走ることは難しいらしい。
しかし物事には例外があるようで、「東京外環自動車道(以下、外環道)」を通過すると、「高速道路の入口から出口までの最短距離の2倍」という原則が適用されず、最短距離間の料金で済むという「例外」が存在するという。
その場合、①ETCを利用すること、②途中で絶対に降りないこと、➂一筆書きであること、④高速道路へ乗ったICと同じICで降りないこと、が条件らしい。
ホンマかいな?!
そこで物好きな筆者、ダメもとでトライしてみることにした。
ルートは、某ブロガーさんが成功したと記していたルートを参考にし、柏IC⇒(常磐道)⇒つくばJCT⇒(圏央道)⇒大栄JCT⇒(東関東道)⇒高谷JCT⇒(外環道)⇒三郷中央ICのルート。
平日の昼間とあって道路は空いており、順調に走行出来、短時間で終わるのかと思いきや、高谷JCTを過ぎた辺りから渋滞にはまり、結構時間がかかってしまった。
途中料金所が1カ所あったのが気にはなったが、ETCなので何事も無く通過できた。
距離にして 133.7キロ、料金は 柏ICから習志野料金所までが 3,810円、そこから三郷中央ICまでが 630円の 4,440円。
某ブロガーさんによると、これが 柏ICから三郷中央ICまでの1,920円で済むという。
ホンマかいな?
それから1ヶ月、NEXCO東日本から来た請求書は 1,920円では無くて 4,440円。
違うじゃん!
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。