OFWフィリピーナ その9
昨年暮れ、カタールで働くフィリピーナから久しぶりに連絡が来た。
このフィリピーナ、カタールへ行くまでやカタールに着いてから実際に働くまで、働き出してからと、様々な目に遭ったフィリピーナだ。
カタールの働き先から助け出され、エージェント所有の宿泊施設に待機中だったフィリピーナ、もう1つ別の宿泊施設に移った1週間後、新たな働き先が決まったらしく、その家に連れて行かれたとのこと。
フィリピーナの話しによると、今度の家は連日パーティーを開催するほどの上流階級(首長一族)の家らしく、その家で働くメイドも5人居るとのこと。
此処でのフィリピーナの仕事は、部屋の掃除、洗濯とアイロンがけ等の家事一般。
前回の家と比べ部屋数が少ないので、仕事は前回ほどのハードさは無いとのこと。
労働時間は一応朝8時から夜12時となっているが、パーティーの時間によって変動するとのこと。
前回の家と違って、休日も1ヵ月に1回あり、給料も1,500カタールリアルが保証されているとのこと。
フィリピーナの部屋も、写真で見る限りは、ベッドやクローゼット等が用意され、綺麗な部屋のようだ。
カタールの上流階級の家の様子を知りたく、写真を撮って送るように頼んでみたが、写真撮影は厳禁とのことで、残念ながら知ることは出来なかった。
フィリピーナの連絡から窺い知る限りでは、今回の働き先はとても良さようだ。
今度は大丈夫と思っていたのだが、トラブル持ちのフィリピーナ、そうは問屋が卸さなかったみたい。
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