フィリピーナ in クウェートからSNS 7
クウェートから無事故郷へ帰ることが出来たフィリピーナ。
このフィリピーナから久しぶりにSNSが来た。
それによると、OFWとして働くのを止め、フィリピン国内で働き口を見つけることにしたらしい。
友達が地元にあるコールセンターでの仕事話を持ち込んできたので、2人で早速そのコールセンターへ、採用条件等々を聞きに行ったとのこと。
昼の部は朝7時から夕方6時まで、夜の部は夕方5時から朝7時までの2交代勤務制で、給料は14,000ペソとのこと。
問題は、銀行口座は持っているので新たに作る必要は無いものの、IDとユニフォームが必要で、両方で17.000ペソかかると言われたとのこと。
そこで、クウェート時に助けてくれたアメリカ人に再度助けを求めたところ、そのお金を出してくれることになったらしい。
無事支払いを終え、いよいよ働く段になって、コールセンターから一本の電話が架かって来た。
それは、武漢コロナウイルスに罹っていないかどうか先ず検査する必要があり、その費用が4,500ペソかかるとのこと。
家族のためにコールセンターで働きたいフィリピーナ、友達という友達に片っ端から電話をかけるも、そんなお金を直ぐに貸してくれる友達なんか居ない。
何としても働きたいフィリピーナ、三度(みたび)アメリカ人に援助を求めた。
ところが運悪く、そのメールがアメリカ人のワイフに知れることとなり、フィリピーナとこのワイフとの間で喧嘩騒動になり、最後の綱もとうとう絶たれてしまったとのこと。
そこで、以前マニラからレイテ島の実家へ帰る交通費等の一部を援助した筆者にメールを寄こしてきたようだ。
金額にすれば1万円チョットだが、ここでお金を援助するとマタゾロ助けを求めるメールが来る公算が大きいことから、丁寧に謝ることにした。
このフィリピーナ、この先も色んなことが起きそうだ。
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