東京オリンピック、パラリンピック。

IOCのバッハ会長が、「大会をどのように開催するかを考えている」として、開催地の変更や中止などのプランB(代替案)の検討については改めて否定と、報道された。

緊急事態宣言が発出され、医療崩壊が叫ばれ、多くの自宅待機者や待機中感染者の死亡が連日起きている中でのこの報道。

筆者はどうしても違和感が拭えない。

7月までに世界中の武漢コロナウイルス感染が収束すると、本当に思っているのだろうか。

「大会が開催できるかの憶測はしない。大会をどのように開催するかを考えている」、「わたしたちの役目は大会を開くことで中止することではない。だからこそ、安全な大会の開催に向け日夜努力している」と発言して中止の検討を否定したらしいが、初めから大会開催ありきでは決してないはず。

安心・安全な大会開催に向けて検討することは当然のことだが、それ以前に開催国の国民の安全な生活が担保されることを第一義に置くべきでなのでは。

どこかの政治家と同じで、国民の生活など考えていないことを晒したようなもんだ。

こうなったら皆で中止の声をあげるしかない！