冷たい蕎麦が食べたくなったので、久し振りに近所の蕎麦屋へ行った時のこと。

この蕎麦屋、周りに他に蕎麦屋が無いことから昼・夕食時はとても混む繁盛店だ。

コロナ禍時は一刻客足が遠のいたようだが、ここに来て再び混むようになってきた。

中でも 12時台はとても混むことから、混雑を避けて 13時半過ぎに行った。

それでも店内は満席状態で、入口で少し待つように言われた。

店内を見回すと、会社の制服と思しき服装をした女性２人連れのテーブル席は、既に食べ終わっているにも関わらず、立ち上がる気配が無く、お喋り中。

同じような制服を着た女性２人連れが、もう１組。

新たに入って来た客に、店員が「只今満席なので少々お待ちください」と言っているにも関わらず、この制服を着た女２人連れの２組は立ち上がる気配が全くなく、お喋り休憩中。

直ぐ近くに喫茶店があるし、店の横には公園があるのだから、そちらへ行って休憩すればと思うのだが、どうやら昼の休憩時間をこの蕎麦屋で過ごそうということのようだ。

店内が混んでいる時は食べ終わったら速やかに席を立って後の客に譲る、というのが世間常識と思っていたが、どうやら最近は違うようだ。

筆者が食べ終わって席を立った時も、この連中はテーブル席でお喋り休憩中だった。

恐らく店をよく利用してくれる客なので、蕎麦屋側も混雑時は食べ終わったら席を譲るように言えなかったかも知れないが、周りの状況に我関せずの振る舞いの女どもには、時代が変わったことを感じざるを得なかった。

困ったもんだ！