厚労省が 2020年の平均寿命を市区町村別に調べたところ、川崎市麻生区が男女ともに全国で１位となったという。

因みに 2020年の全国の平均寿命は、男性が 81.64歳で女性が 87.74歳、都道府県別では男性の１位は滋賀県の 82.73歳で、女性の１位は岡山県の 88.29歳だった。

トップとなった川崎市麻生区の男性の平均寿命は 84.0歳で、女性は 89.2歳。

一方、最下位は男女とも大阪市西成区で、男性の平均寿命は 73.2歳、女性は 84.9歳。

川崎市麻生区は坂道が多いという地理的要因、医療の充実等々の要因が影響しているのではと考えられている。

問題なのは、平均寿命よりも健康寿命。

健康寿命については、2022年版「高齢社会白書」によると、男性は72.68歳、女性は75.38歳であることが分かっている。

体が不自由になってから寿命が尽きるまで９年もあるわけで、この間の介護・医療環境とお金が最も重要といえる。

平均寿命が長くても健康寿命が短ければ、むしろ悲惨かもね？！