"もうどうにも止まらない!"か?
2022年度第2次補正予算が参院本会議で可決・成立した。
歳出総額は、28兆9,222億円。
財源の約8割は国債発行という借金だ。
当初予算と合わせた歳出総額は139兆2,196億円となり、新型コロナウイルス禍で拡大した20、21年度に次ぐ過去3番目の規模。
その中身はというと、最も肝心な「物価高騰への取り組み」は、たったの7兆8,170億円。
それも効果があるかどうか分からない電気、都市ガス、ガソリンといったエネルギー分野の負担軽減がメインで、食料品等の物価高騰に苦しむ国民の生活支援としてはいかにも不十分。
そもそも補正予算は、当初予算編成後に発生した災害などの「特に緊要となった経費の支出」に限り編成できると決められている。
それで言えば、急激な物価高騰対策だけで済むところが、今回の補正予算は規模ありきで、来年度当初予算の概算要求に盛り込んでいたものを「先食い」するなど、「特に緊要・・・」に疑問符が付くものが多いこと多いこと。
しかも予備費まで膨らむ一方。
新たな財源措置もし無いまま増やすことばっかりで、一体どうする訳。
今の国会議員じゃ、"もうどうにも止まらない!"か?
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