区分や宣言の前に・・・
政府は、武漢コロナウイルス「第8波」に備えて、新たな対応策を決めた。
病床使用率を目安に、感染レベルを4段階に分類、病床使用率が 50%を超えた場合をレベル3の「医療負荷増大期」と位置づけ、都道府県は「対策強化宣言」を発令できるとした。
「対策強化宣言」では、高齢者や基礎疾患を持つ人に限られていた外出自粛要請を若者にも呼び掛け、大人数での会食やイベントへの参加を控えるよう求めるという。
更に、病床使用率が 80%を超えた場合をレベル4の「医療機能不全期」とし、その恐れがある場合は「医療非常事態宣言」を出して、帰省や旅行の自粛のほか、出勤の大幅抑制など接触機会を減らすよう求めるとした。
ただいずれの場合も強制力はなく、飲食店等の自粛要請は行わないという、何とも中途半端な内容。
7度も波を経験してきたのに、未だにこんな事しか出来ない。
宣言発出も結構だが、肝心なのは医療体制。
病床の増はもとより発熱外来1つにしても増が出来ない現状をみると、区分や宣言を作ることよりも前にやることがあるだろうと、思わざるを得ない。
それが出来なきゃ、せめて検査キットや解熱剤等を無料にしなければ、2類に分類している意味が無いんじゃないの!
経済を回したければ、罹った時に安心できる医療体制が出来ていることが大前提のはず。
もういい加減、中途半端なことは止めにして欲しい!
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