我が家がある千葉県が、今後の武漢コロナウイルスの感染拡大に備え、今月から新たな医療体制をスタートさせた、との記事を目にした。

２月の第３波では県の想定を超えた状況が起きたことから、見直したというもの。

その内容を見て、驚いた！

１週間平均の１日の新規感染者数が、①100人までをフェーズ１、②200人までをフェーズ２、➂400人までをフェーズ３、④700人までをフェーズ４の４段階に分け、段階ごとに即応病床数、重症病床数、確保ホテル部屋数を設定したのは理解できるものの、何と自宅療養者数も設定しており、フェーズ１で100人、フェーズ２では700人、フェーズ３では2,600人、フェーズ４に至っては5,300人にも上っているではないか。

本来自宅療養者と言うものはあってはならず、感染者全員が入院可能なようにすべきものを、第３波時と同様の人数を今回の見直しに際しても設定しているのは、超々イマイチと言わざるを得ない。

第３波で医療体制の不備から自宅療養中の死者が出たことの反省が全く感じとれない。

こんなお粗末なものを、「見直しました」と言って、発表するなよ！