武漢コロナウイルス。

感染者数が7月下旬から8月上旬をピークに減少傾向にあることを背景に、感染拡大を防止するために制限されていた各種規制が、緩和されることになった。

その１つは、イベント開催制限の緩和。

遊園地や美術・博物館、動植物園、映画館など、参加者らが大声を出さない環境が確保できる施設は、感染防止策をとることを条件に、収容人数いっぱいまで収容できることになる。

クラシックコンサートや歌舞伎などの古典芸能、演劇、落語などの催しも、収容人数の制限がなくなる。

一方、参加者の歓声、声援が想定されるスポーツイベントやロック・ポップスのコンサートなどについては、定員1万人以下の会場では5千人、定員1万人超の会場では収容人数の50%まで可能となる。

2つ目は、観光支援策「Go To トラベル」の対象に東京都民と都内への旅行を、10月1日から加えるというもの。

約1,400万人の人口を擁する東京都の追加により、経済活動のテコ入れが期待される。

3つ目が、飲食業支援策「Go To イート」でネット予約した飲食に対するポイント還元事業を10月以降に始めるというもの。

秋の行楽、スポーツシーズンを前にしたこれらの規制緩和。

本当に大丈夫なの？

感染者数が減少傾向にあるのは、国民の行動自粛、経済活動自粛のお蔭であることを忘れてはならない。

感染の再拡大だけは勘弁願いたい！