春夏秋冬

春夏秋冬、日々起こっていることや身近で起きた出来事を自分目線で気儘に綴ります。

2度目のフィリピン その6

アンヘレスで4泊5日の体験泊を終えたAさん。



今回の体験泊で、この施設はマニラからの移動がとても不便な所にあること、施設から市内中心地まで距離があること、施設周辺はスクウォッターエリアがあるなど治安が悪いこと、タクシーが無いこと等々が分かりました。



会員施設を運営する会社に詳しい説明を受けると、会員権は、年間 30泊の5年契約だと入会金 30万円、預かり金 50万円、管理費 18,900円/年、 年間 30泊の 10年契約だと入会金 40万円、預かり金 100万円、管理費 18,900円/年、年間 30泊の 15年契約だと入会金 50万円、預かり金 150万円、管理費 18,900円/年、であることが分かりました。



更に、宿泊時には施設利用料としてスタンダードルームは1泊 1,000円、Aさんが体験泊で利用したラージルームは1泊 1,500円かかることも分かりました。



年間 30泊の5年契約の会員権を購入しラージルームを利用したとして計算すると、1泊当たり 7,500円弱となり、市内のホテルに宿泊するのと変わらないこと、月に換算すると22万を超える金額となり、コンドミニアムを借りた方が安いことが分かりました。



買い物や遊びに出かけるには車無しでは出かけられず、タクシーが無いのでジブニーかトライシクルを利用するしかないなど、足の便も不便。



それに、周辺にはこれといった所が無く、日本が寒い時期にロングスティする場所としてはかなり無理があることが分かりました。



また折角ロングスティしても、周りが日本人ばかりでは、英語やタガログ語の勉強にもなりません。



更にいろいろ調べていくと、タイムシェア会員施設と謳いながら、部屋を購入して住んでいる日本人がいたり、ビザ無しで働かせていたりと、経営そのものが怪しいことも分かりました。



また、建設中というコンドミニアムを見学したところ、コンドミニアムではなく2階建ての集合住宅で、購入物件と謳いながら長期賃貸物件であることが分かりました。



何やらフィリピンの生活や習慣に疎い年寄り日本人を相手に良からぬ商売をしている会社のようです。



こんなところの会員権を購入したら、後々とんでもないことになりかねません。



日本人が経営・運営する会員施設は駄目!ということが良く分かりました。



因みにこの施設、Aさんが体験泊した建物は1棟丸ごと中国人に借り出され、後に建てられたアパートまがいの集合住宅は販売・賃貸物件として経営しているとの噂を耳にしました。



ヤッパリね!といったところでしょうか。