パンパンガ州にある施設・物件が、危うい状態にあるとの話が耳に入った。

この施設はフィリピン女性と結婚した日本人が日本人相手の施設として建てたもの。

しかし会員が増えず赤字続きだったため、現地法人の出張者用に替えるとともに、起死回生策として6部屋あるアパートを2棟建て、35年の長期賃貸物件として売出し、一部を普通の賃貸物件として貸し出したもの。

入居者は日本人限定なので、英語が話せない者でも不自由なく滞在できるというのが売り文句だった記憶がある。

一度物件を見に行ったが、プライベートが守られていない造りと、価格が相場よりとても高かったこと等からその気にならなかったもの。

このコロナ禍で借りる者がいなくなり、運営費だけがかかる状態に陥ってしまったようだ。

閉鎖しようにも買い手が見つからないようで、私財を投入して凌いでいるらしい。

武漢コロナが収束し借り手が見つかるまで、果たして持つかどうか・・・・。

何とか頑張って欲しいと思わなくもないが、10年前に1,000万円で販売していたものを10年経った今現在1,500万円で販売しているというのは、如何なものかと思う。